第73回 東京散歩(小金井公園・江戸東京たてもの園)    2016年9月27日

 「コース」東小金井駅 → 玉川上水 → 関野橋 → 小金井公園 → いこいの → 江戸東京たてもの園 → 武蔵小金井駅 

今年の天候は秋雨前線の影響で不順状態が長引き、9月の例会も気掛かりでしたが、当日は真夏日の暑い一日になりました。「都立小金井公園のあらまし」公園の前身は、昭和15年の紀元2600年記念事業で計画された小金井大緑地です。この記念事業の式典で使われた光華殿(現「江戸東京たてもの園」ビジターセンター)が当地に移築され、戦後は東宮仮萬所に使用されました。昭和29年、光華殿をとりまく区域が都市公園として開園され、現在では玉川上水沿いに武蔵野の雑木林と桜の名所、広い草地やスポーツ施設、文化施設などを併せ持つ、多摩地域を代表する大規模総合公園となっています。また、災害時の広域避難場所や大規模救出・救助活動拠点候補地として、都民の生命を守る大切な役割も果たしています。小金井公園内にある江戸東京たてもの園を見学するため、13時に予約していたボランティアガイドの説明を受ける前に、小金井公園で各グループに分散して昼食・休憩としました。江戸東京たてもの園の園内は、「西ゾーン」(昔懐かしい茅葺きの民家やさまざまな建築様式の住宅を復元・展示)「センターゾーン」(旧光華殿や旧武蔵野郷土資料館資料の展示室、高橋是清邸などの歴史を伝える建物が復元・展示)「東ゾーン」(昔の商家・銭湯・居酒屋など下町風情を楽しむことができ、当時の暮らしや商売の道具・商品等が展示)「屋外展示物」(午砲、寛永寺灯篭、都電7500形など)に分かれており、詳しく説明を受け見学すると一日掛かりとなるほどの展示物が復元・展示されていた。園内で二組に分かれてガイドの説明を受ける。興味深いものも数多く復元・展示されていたが、残念ながら見直す時間も無く家路に向かう事となり、武蔵小金井駅にて解散、9月の例会を無事終了した。参加者25名。                                                   (記:松本)